11.28.2007

当たり前だけど、完走。


 日曜日は第32回河口湖日刊スポーツマラソンに出場。完走。といってもファンランの部(11キロ)だけど。この夏はあまり走り込みができなかったので、我らのチーム、UJOS (United Joggers Of Suzumo)のキャプテン・験さん(実はEの旦那でもある)とも相談して、ファンランの部に出場することにしたのだが、当日のスタート地点ではけっこうな屈辱を味わった。河口湖の大会はフルマラソンの部と河口湖一周(27キロ)の部とファンランの部に別れているのだが、それぞれゼッケンの色が違うのよ(それぞれ青色、桃色、黄色)。自意識過剰なだけかもしれんが、青や桃のランナーから軽蔑あるいは憐れみを含んだ視線を感じるのだ。いや、じっさいおれは、桃カップルが「ねえねえ、ファンランってなに?」「知らん」と会話しているのを確かに耳にしたし、験さんは青カップルが「ファンランって何キロ走るの?」「2キロとかじゃねえの?」と会話しているのを聞いたそうだ。クソッ。
 それはそうと、レース後、風呂に入って汗を流し、旅館の部屋で寝転がりながら、ビールを飲みつつポテチを摘みつつ反省会めいたものをしていると、大相撲観戦のため来日中のパリに住む友人から電話が入り、「ところで来春のパリマラソンはどうするの? はやくエントリーしないと締め切られちゃうよ!」と、せつかれたのだった。つまるところ、出場要請である。まあ、来春は諸々の事情により無理なので丁重にお断わりしたが、2009年の春はパリで走ることになりそうだ。このようにしておれも遅ればせながら村上春樹への栄光の階段を昇ってゆくのである。うひひ。
 上の写真はゴール間際で激走中のおれ(右端の帽子野郎)。