8.28.2009

満天の星

……も、申し訳ない。
ひと月ばかり、ブログの存在を無視して生きておりました。
思えば、ヒロシマに行ったりね、話題には事欠かなかった気がするんだけども。

えー、まずは一つ、ニュース。
今日か明日くらい発売の「remix」誌で再び編集部・桑田氏と対談してます。
特集も「東京ボヘミアン」ってことでなかなか読み応えありますよ。
が、すごく残念なことに、remixは今号を持って、休刊らしく……。
なんだかなあ。読む雑誌がなくなるじゃねえか。

ここんところ、おれにしては珍しく、DVDで映画を観まくっている。
とりわけ、ここ2、3年の間に公開されたもので、見逃していたやつを。
今日はその中から3本紹介。星付きで。

ケン・ローチ監督『この自由な世界で』
☆☆☆☆☆
いきなり、五つ。
素晴らしい。震えるぜ。

クリスティアン・ムンジウ監督『4ヶ月、3週と2日』
☆☆☆☆☆
これも五つ。
絶句。鳥肌もの。

ハーモニー・コリン監督『ミスター・ロンリー』
☆☆☆☆☆
これも。
感動。泣いちゃったよ。

「なんだよ、ぜんぶ五つじゃねえか。しっかり批評眼を磨けよ」とおれの中の誰かが言うけど、ようするに今日は星五つのを紹介したかったのであり。

ここんところ、読んでる小説も素晴らしいのが多くて。どうなってるんだ? おれがどうにかなっているのか?
カズオ・イシグロ著『わたしを離さないで』。アーヴィン・ウェルシュ著『シークレット・オブ・ベッドルーム』。ロベルト・ボラーニョ著『通話』。

それにしても、ぜんぶ、舶来品だな。
このへんに、わたしの生きにくさの、秘密があるのでしょうかね。

週末は選挙です。
ぼくは小選挙区は民主党に、比例代表は共産党に入れます。
……ってこんなこと言っていいのか? べつにいいだろ。 

今日はこのへんで。
雑ですみません。