1.08.2016

サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら

初のエッセイ「サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら」が boidマガジンにて連載されています。月に2回の更新が基本。郊外での暮らしについて、人生全般について、小説のこと、音楽のこと、映画のこと、世の中のこと、ようするに何もかもを、つれづれなるままに。iPhoneで撮った写真とともに。ご笑覧ください。
何年かぶりに投稿したついでに、と言ってはナンですが、2015年12月には短篇集『へんてこなこの場所から』が文遊社から刊行されています。よろしくどうぞ。

6.19.2013

どうしてこんなところに

双葉社の文芸WEBマガジン「カラフル」にて連載が続いています。このブログと同じタイトルのクライム・ロード・ノヴェル。ご笑覧ください。

12.08.2012

まだ独り言段階ですが

ブログを再開しようかと。
 続ける自信はないけれど。
これまでのエントリーも復活させたんだけど。
どうしようかな。
つまり、ブログというメディアを少し見直したんだよね。
ツイッターやフェイスブックを経て。
どちらも滅多に書き込まないけれど。
いずれにせよ、相変わらずコメント欄は設けていないけれど。
いやでも、まだ独り言段階。
実験中。
練習中。
リハビリ中。

10.29.2011

めぐる季節

前回が6月12日か。
夏は一度も更新しませんでした。
で、秋ももう後半か(……ぼくの故郷の北海道とかはもう終盤だよね)。
時々このブログを訪れてくれていた方には、ごめんなさい、というほかありません。ごめんなさい。
書かなかった決定的な理由があるわけではなく、ま、ようするに、リズムを外しちゃったんだよね。
しかしこれからは時々更新します!……とは口が裂けても言えません。
むしろ、当分ブログは書かない可能性のほうが高いんじゃないか……気が変わりやすいからわからないけど。
今、この数カ月書かなかったことに決定的な理由はないと言ったばかりだけど、これから当分書かないんじゃいかということにはそれなりの理由はあります。そのへんについてはいずれまた。

なにか目立った動きがあった時は、ウェブサイトのニュースにて、無給秘書Ms.Yがほぼアナウンスしてくれているので、そちらをご覧ください。

あるいは、自分でもツイッターではつぶやくようにはしていますので、ツイッターのアカウントを持っている方はこちらを。
http://twitter.com/#!/SuzumoX

さらに、フェイスブックでも(まあ、そのほとんどはツイッターとの連携だけどね)。こっちには、たまに、猫の写真をアップしたりもするかな。
http://www.facebook.com/suzumo.sakurai

まあ、今日はせっかく久々にログインしたことなので、最近の動きをざっと以下にまとめておきます。

中篇「しらふで生きる方法」を「すばる」(集英社)10月号に。
エッセー「ジュノ・ディアスとの束の間の対面」を「文學界」(文藝春秋)11月号に。
掌編「おれは探偵、あなたは?」を「小説推理」(双葉社)12月号に。

あと、架空の映画の予告編を集めた「第2回予告デミー賞」@新宿ミラノ2(11月19日土曜14:00~)で審査員をやらせていただきます。他の審査員はマイケル・アリアス氏、曽我部恵一氏、石井克人氏、伊藤歩氏。お時間が合えば、ぜひとも。

それでは、みなさん、また会う日まで!……って物言いも変だけど。

What Am I Doing Here?

6.12.2011

English Version Of "Linda"

こんにちは。
雨の季節。わりと好き。

連作短篇集『女たち』に収録されていた「リンダ」の英語ヴァージョンが、あらたにウェブサイトにアップされました。翻訳者はChikako Kobayashiさん。英語が堪能な方や英語を母語とする方はもちろん、日本語で小説を読むのは無理だけど英語でなら、という他の言語圏の方、そしてそんな友人や恋人や配偶者に、ぜひオススメしてください。Justin Jestyによる "Sandra"とあわせて、よろしく。

English versions of "Linda" and "Sandra" which were included in my third book "Women" have been posted to the website. Please read and enjoy them.

ではまた。

5.21.2011

ロングインタビュー。

すみません、すっかり開店休業状態が常態になっています。

夏がやってきましたね。お元気ですか?

最近は、なにかお知らせがあってもツイッターでぼそっとつぶやいて、それで済んだ気になっているんだよね。でも世の中には、ツイッターなんて面倒、とか、うざいぜ、みたいな人もいるわけで(なにを隠そう、おれもその一人)、あんまりよい傾向じゃないなとは我ながら思っております。……あ、でも、ウェブサイトのニュースには、できるだけアップしてもらっているので、(このブログよりもむしろ)そちらを時々チェックしてみてください。……って、なんと無責任な。

少し古いニュースになりますが……

島田雅彦氏の呼びかけで始まった復興書店に、ぼくも末席を汚しつつ参加させていただいています。寄付させてもらったほんの少しの、サイン&メッセージ付き自著はおかげさまですぐに売り切れてしまったんだけど、そこのウェブマガジン“Words & Bonds”に、掌編「2011年3月のわたしたち夫婦は」を寄稿しました。ご一読ください。

それと、これは、今アナウンスするのが初めての最新ニュースです……

メランコフ」というダウンロード式フリーペーパー(という呼称でいいのかな?)に、ぼくのロングインタビューが掲載されています。インタビュアーと構成とスナップは久山めぐみさん。いつものごとくあんまり上手くは話せていないし、平気で矛盾したりもしてるんですけど(つーか、おれ、ほんとしゃべるのが下手だよな!)、久山さんがそれを補って余りあるコンテンツにまとめてくれました。正直、面映い部分もあるんですけど、こちらもご一読、というか、ご笑覧ください。

今日はそんなところですか。

またね。ごきげんよう。

4.01.2011

無題

東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆さん、とりわけ、最愛の方をなくされた皆さんに、心からのお見舞いを申し上げます。そして、少しでも早く――以前とまったく同じ、とは無論いかないでしょうが――「ふつう」の生活が取り戻せるよう、祈ります。

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ブログからの発信がたいへん遅くなりました。ずうっと川崎市の我が家にいたんだけど、今度ばかりは何を書いていいものやら、発しようとした言葉が端から虚空に飲み込まれていくようで。

今日はひとまず、急ぎの連絡事項だけ。ウェブサイトのニュースにも載せてもらってることだけど。

過去に書いた短篇「アヴェ・マリア」と「おれのユッキー」の二作品(それぞれ「終わりまであとどれくらいだろう」「アレルヤ」(どちらも双葉文庫)に収録)が、このたびオーディオブック(=音声作品)になりました。立ち上がったばかりのサイト「ミミドラ」で、すでに配信が始まっています。オーディオブック、といっても、昔のNHKラジオの朗読(そんなのが今もあるのか知らないけど)とか大型書店の片隅なんかに置いてあるCDブックのようなものではなくて、登場人物ごとに声優さんが振り分けられていて、どっちかというと、ラジオ・ドラマに近いかな(効果音はないけど)。視覚障害者の方はもちろん、入院中等で通常の読書は無理だという方、あるいは、通勤電車の中で音楽を聴くように小説を楽しみたい、車の運転中に小説を楽しみたい、子どもの頃みたいに母親にお話を読んでもらうような感覚で楽しみたい、などなどの方のためにも制作されているようです。ぼくも聴かせてもらったけど……これがねえ、期待以上に(すごく低いところに設定しておいたせいもあるんだが)、楽しめたんだよね。字を読んでいくのとは(つまり、通常の読書とは)、またひと味違う面白さがあった。興味のある方はぜひ。安いしね。一篇210円。

しかも、運営会社(=(株)トレード・ブック・カンパニー)の意向で、当面の間、売上げは全額(なんと!)、被災地への義援金にあてられるとのこと。そんなわけで、ぼくも先日、買いました(もちろん、ぼくのところにはCDRが送付されてきているわけだけど)。コンビニのレジの横の募金箱に210×2=420円を入れたつもりで。

まったく上手く書けてないと思うんだけど、今日は許して。
ではまた。