1.31.2011

スペシャルな夜は午前6時まで続いた

先日(←28日のこと)は、たくさんの方にお集りいただきまして、たいへん光栄に思います。おれの挨拶は試合直後のサッカー選手並みに、いやいや、もっとひどいな、比較対象が浮かばないほどに、めちゃめちゃでした(苦笑)が、すごくいい雰囲気のパーティだね、と複数の人に言っていただいたし、中原くんも駆けつけてくれたし、曽我部くんは弾き語りで歌ってくれた(聞き逃した人は残念〜!)し、ほんと嬉しい。みなさん、ありがとうございました。
もちろん、グッド・ミュージックで宴を盛り上げてくれた、SamとFuzzdaddyもありがとう。

あ、そうそう、
「鈴茂さん、DJしないの?」などと言いつつ、終電の時間に帰っていかれた人々に、おれも「うん、今日はもう酔っ払って面倒になってしまって〜」などと答えていたんだけど、じつはあの後、1時くらいになってからちょっと回復して、DJ(っぽいことを)やったんだよ。……柄にもなく、わりとAOR。あの日はなぜか朝からそういう気分で、そういうレコードを持っていっていたので。ほとんど唯一、反応してくれたのが、神山さんという、うれしいようなさみしいような。途中、仲俣さんに軌道修正を迫られて、Clashをかけたり……って、何の話をしているのだ、おれは。いや、こういう、音楽の話がいちばん楽しくてね。

尻切れだけど、今日はこのへんで。
また、来月。

1.28.2011

愛と笑いの夜 Vol.2

 エントリーするタイミングをすっかり失してしまって、いささかきまり悪いんですけど、『冬の旅』(河出書房新社)がとっくに発売されています。みなさん、もう手に取っていただけましたか? ジャケ、カッコいいでしょ? 

 今回は巻末に、いわゆる「スペシャル・サンクス」が記されていません。なので、それをここで。敬称略にて。

Special Thanks to :
平田陽子 / 平田健太郎 / 石村明也 / 仲俣暁生 / 神山修一 / 清水陽介 / 大城武 / 山口和人 / 曽我部恵一 / 中原昌也 / 石川忠司 / 星野有樹 / 河村康輔 / 尾形龍太郎 / 両親、家族 / 妻 / ほか、物理的あるいは精神的にサポートしてくれた方々

ありがとうございました。

で、急すぎる誘いであれなんですけど、明晩(というか、日付的には今晩か、まじ急すぎ)=28日夜に、下北沢CityCountryCityにて、“The Night Of Love And Laughter”=「愛と笑いの夜」Vol.2を、『冬の旅』刊行記念スペシャル・ヴァージョンで、やらせてもらいます! ……どのくらいスペシャルになるかはぼくもわかりません。あんまりスペシャルにならなかったらごめんなさいね。万が一、逆の方向でスペシャルになっても責任は取れません。まあ、金曜の夜なのにヒマだったんだよなあ、とか、グッドミュージックに囲まれて飲みたい気分さ、とかだったら、ぜひ遊びにきてください。グッドミュージックを提供するDJは、Samuel Faction (From UK)、Fazzdaddy (CCC 店長)、Suzumo Sakurai (俺のことだと思う)。ひょっとしたら、あっと驚くゲストが登場してくれるかも。もちろん『冬の旅』も販売します(というか、担当編集者が販売してくれます)。この晩のために制作した(いや、まじで)『冬の旅』のオリジナル・サウンドトラックCD-R『Wintertime Voyage』も販売します(いま、せっせとスリーブを印刷して、カッターで切ってるところ!)。

あらかじめ断わっておくと、おれは酔っ払います。あんまり酔っ払いたくないとは思っているけど、こんな時に酔えないんだったら……(って、どこかで書いたな)。つーか、飲まずにはやってられない!(これもどこかで書いたな)……今から翌日の二日酔いが怖いぜ。まあ、それもまた……。いや、どうかなあ……。いい加減、学んだほうが……。

シーユー!

1.07.2011

2011近所の旅

謹賀新年2011。相変わらず気まぐれな更新になると思うんですけど今年もよろしくお願いいたします。

しかし、「2011」というのは、書きにくい……いや、書いた時にアンバランスになりやすい……つまり、見た目のあまりよろしくない数字の並びじゃないですか? まあ、だからといって不吉だとか、そんなことはぜんぜん思わないけど。

年末年始はアレキサンドリアに行ってまして……とか言ってみたいんだけどね、じっさいは家から半径たぶん15キロ以内に留まっておりました。走って、飲んで、レコード聴いて、読書して、猫と遊んで、掃除して、紅白をちょっとだけ観て、初詣に行って、走って、DVDを観て、カルタをやって、モノポリーもやって、CD聴いて、(家で)踊って、飲んで、猫と遊んで、走って、映画館に行きそびれて、VHSを観て、読書して、飲んで、レコード聴いて、(家で)踊って……そんなかんじ。

えーと、報告が遅れちゃいましたが、本日=6日発売の文芸誌「すばる」2月号に、最新の中篇小説「サンクチュアリ」が掲載されています。(昨今、流行?の言い方だと、「掲載させていただいております」になるのかしら?「載せていただいて」?……あんまり好きじゃないんだよね、こういうバカ丁寧さが。なんか、慇懃無礼な感じがして。まあ、それはともかく)読んでいただけるとうれしいな。最新……というのは、執筆した順序で言えば、今度出る単行本=『冬の旅』よりも新しいのです。ぜひとも〜。

今日はあっさりとこのへんで。なにしろ……

アレキサンドリアにて。