1.16.2009

渾身の連作短編集がまもなく

昨日、ようやく、『女たち』がおれの手元を離れた! 今回は、ほとんどすべての過程に、つまり、例えば、デザイン上の細部の確認にまで、係わらせてもらった、というのもあるし、英訳を併録することにした(英訳については編集的な仕事もした)、ということもあるんだけど、なんだかいろいろと大変だったね〜。あとは、印刷及び製本スタッフの手を経て、刷り上がってくるのを待つばかり。書店に並ぶのは……えーと、近々にフォイルのウェブサイトでも告知があるはずだけど、2月の10日過ぎだろうか。お楽しみに。……つーか、渾身の連作短編集! 13人の女たち! 繰り返しになるけど、新たに3人を書き下ろし! 「サンドラ」は英訳も併録! すでにウェブで発表された作品もすべて推敲で20%はレヴェルアップ! ソフトカヴァーだから手に馴染むぜ! しかもフランス装(←知ってるか)だ! あ、そうだ、装画は、五木田智央氏! クール、セクシー&エキセントリック! ようするに、カッコいい! 帯に有名人のコメントとかナシ! そういう商法にそろそろおさらばしようぜ! 良いか悪いかは自分で決めろよ! Do It Yourself! Believe Your Feeling! But Don't Neglect Broadening The Intellect! すべての愛すべき女たちへ(←きみのことだよ)。すべての愛すべき男たちへ(←あんたのことさ)。一家に一冊(これ肝心)。買って(すごく肝心)読んでくれ。あ!ヴァレンタインのプレゼントにもいいんじゃないか! なんか素敵じゃん? チョコは不二家のハート型のやつでじゅうぶん(美味いしな)。よろしく。

さて、で、公式発表はまだのようだが、「女たち」の刊行を記念して……いや、必ずしもそういうわけではないのだけど、2月28日(土曜)の夜に、吉祥寺のセレクト・ブックショップ「百年」で、再び石川忠司氏と対談やります。昨年末の朝日カルチャーセンターの時とは趣をじゃっかん変えて(というか、場所柄おのずとそうなるのだけど)、ルーズに、ホットに、スポンテイニアスに。入場料も安いし(たしか1ドリンク付で1000円)、ライヴに行くような感覚で、あるいは飲みに行くような感覚で、来てね。詳細はあらためて。