3.05.2010

サニーデイ・サービス+トラッシュキャン・シナトラズ

ごくごく簡単に。

ゆうべのサニーデイ・サービス+トラッシュキャン・シナトラズのライヴは、どちらも本当に素晴らしかった。少し語弊があるかもしれないけど、中心に生息している人には絶対に鳴らせない音楽だと思うんだよね。とても良い意味で、ローカリズムを感じる。そうなんだ、ぼくがずっと探し求めているのは、そういう感覚なんだ。できることなら、彼らの音楽のように、退屈な日々をつつましく丁寧に生きていたいと思う。なかなかできることではないけれど。

終演後、楽屋でトラキャンのメンバーを紹介してもらい、英訳も入っている『女たち』をプレゼントさせてもらった。しかし、頭が真っ白になり、おれの英語はしどろもどろの中学一年生レヴェルでしたわ。いや、今時の中学一年生のほうがもう少し上手にしゃべれるかも。恥ずかしいやら情けないやら悲しいやら。ちゃんと伝わったかな。これでも、昔は時々、英語で小説を読んだりしたんだけどな。ゴー・トゥー・ベルリッツしたほうがいいかもな。あ、ゴー・トゥー・ベルリッツというのは、カポーティの「ティファニーで朝食を」に出てくるセリフです、念のため。'Go to Berlitz.' ……って、自分がそんなにバカじゃないことを証明するのに躍起になっている。みっともないぞ、桜井。