2.07.2008

辞書を買った。

まあ、声高に言うことではないんだけれども。一応、ほら、職業柄、つーか、そういう言い方もどうかと思うけど、当然、何冊か日本語の辞書を持ってるわけよ。けっこうマメに使ってもいるわけよ。もっとも今やネットで引くこともできるわけだけど、あんまし好きじゃないんだな。なのでネットでは滅多に引かない。一番使うのは、シャープの電子辞書にも入っている広辞苑の第五版。次に三省堂の国語辞典、これも第五版。それからベネッセの表現読解国語辞典。あと、たまに講談社の日本語大辞典第二版。もちろん類語辞典や慣用句辞典なんかも使うわけだけど、それはまあ、イレギュラーな辞書だから、今は触れないとして、まあこんな感じ。で、この間、発売して間もない広辞苑の第六版と、平成12年発行の新潮現代国語辞典第二版、を買った。うん、これがなかなか新鮮でね、引くのが楽しくてね、いちいち引いちゃうからさらに書くのが遅くなっちゃってね。とくに後者はいいねー。なんでこれを今まで持っていなかったのかね、おれは。これを持っていれば今ごろ石田衣良になれてたかもしれないじゃん。ってことはないけど、つーかあるわけないし、あっても困るけど、やはり辞書は大切ですね。大切ですよ。小説家たるもの、電子辞書はいざ知らず、紙の辞書を常に持ち歩くべきだ。と改心し、ここ数日、新潮現代国語辞典第二版を鞄に入れて、外出し、タリーズなどで、これ見よがしに、机に載せ、親指舐めつつ、ページをめくっております。今日の夕方は隣席で受験勉強中の女子高校生がこちらをちらちら見ていましたね。オールド・スタイルなお兄さんやなーと思ったかも。とくに親指を舐めてるとこがね。