2.16.2008

けっこう大きなニュース第一弾

寒い日が続いていますね。
でも今年の冬はなんか好きだな。雪もいっぱい降ったし。もう一回どかんと降って欲しいんですけど。どかんとね。首都圏交通網が麻痺するくらいに。観測史上最大の降雪みたいなやつ。いつも降ってる地域には降らなくていいので(もうじゅうぶん降っているでしょうから)、東京エリア限定で。
さて、2月の「女たち」がアップされました。今月は「エリ」。お読みください。サザンオールスターズの「いとしのエリー」の「エリー」ではありませんよ。あー古い。悲しくなるほど古いよ。
タイトルの「けっこう大きなニュース」はこのことではなくて、「終わりまであとどれくらいだろう」が文庫本化されることになりました、というニュースです。ね?けっこう大きいでしょ? 2003年に「小説現代」に掲載された、ぼくの初の短篇「アヴェ・マリア」も併録されています――ちょっとだけ加筆したので、ニュー・ヴァージョンともいえるかも。そして! 解説は、ぼくが最もリスペクトする文芸評論家である石川忠司さんが書いてくれました。(じつはぼくもまだその解説を読ませてもらっていないのだけどね――大城くんというナイスガイの色男にして意地悪な編集者に「本が出来上がったときの楽しみにしていてくださいよー」と言われているのです)。さらに! 表紙の絵は、あの長崎訓子さんが描いてくれました。・・・ということは! ということはね、すでに(当然!)単行本を持っていらっしゃるあなたも、正確な値段は知りませんが、おそらくは600円くらいを支払う価値はあるんじゃないですか! そして、ぼくをオハイオ州クリーヴランドに行かせてくださいよ! 発泡酒から卒業させてくださいよ! お金なんてたいして重要じゃないぜ、とか言わせてくださいよ! 
で、肝心の発売日は・・・・・いつだったっけ?大城くん。三月の十何日とかです、たしか。双葉文庫より。よろしくね。

・・・なんか、今日のぼくの文章、変じゃないっすか?
ん? ついにブログ用のゴーストライターを雇ったのか、おれは。