5.19.2009

猫以前と猫以後

ご無音、お許しを。リチャード・ヘルです。
ベルホヤンスク山脈をトレッキングしてました。

土曜日にうちの黒猫でんが死んじゃってね。参ったね。
まあ、16歳だし、慢性腎不全と糖尿病に加え、最近、食道ガンも発覚して、もう長くないことはわかっていたんだけど、それにしてもこたえた。

じつは、おれにとってはじめての猫だったんだ。当時すでに6歳だったあいつに会う前のおれは、明らかに犬派。猫はどちらかというと苦手だったかもしれない。あいつもそのことを感じたんだろう、最初のうちはどうにもしっくりいかなかった。それがいつのまにか……。

大袈裟な物言いかもしれないけど、おれの人生はいまのところ、猫以前と猫以後に分かれると思う。小説を書き出したのも猫以後だ。
・・・・・・ダメだ……書けねえぞ。ファック・ザ・ユニバース。

喪中。
ということで。