3.15.2008

文庫本が

気が付けば久しぶり。そして春。時間が流れるのは早いね。ここ数日は、花粉症にやられてる上にちょっと(たぶん)風邪気味で、朦朧としたまま先を行く時間を追いかけてる、といったかんじ。

「終わりまであとどれくらいだろう」の文庫本が発売されました。買っていただけましたか。まあ読んでくれればいいんだけどね。うそ。読んでくれなくてもいいのでね。まあ買ってくれればね。ぼくも昨日渋谷のブック・ファーストで買いました。税込み610円。「アヴェ・マリア」のニュー・ヴァージョン、そして石川忠司氏の素晴らしい解説もついてこの値段ってのは非常にお買い得だと思うねー。長崎訓子さんに描いてもらった表紙の絵もカッコいいし。ん? これで本体価格581円? まじで? 二冊買って一冊はトイレに置いといたらどうです? ってしつこいなー、おれも。

「女たち」第七話もそろそろ更新されるんじゃないかな。今月は「マイ」。こちらもご一読を。

さて、これから、映画を観に行く。まあ仕事で。けど、仕事が絡んでなくても、この映画は観に行く。「ダージリン急行」。ではまた。

3.03.2008

スーパーソニック!

いまさらナンだけど、オアシスってやっぱすごいよね。この間、アルファロメオの中でiPodをシャッフルにしていたらだしぬけに(まあ、シャッフルなのだから、どの曲も「だしぬけに」かかるのだが)「スーパーソニック」が流れてさ。前を走っている本物のアルファロメオに突っ込みそうになったよ。これが連中のデビューシングルなんだよな。なんなのだ、この腰の据わり方は。ふてぶてしさは。圧倒的存在感は。書かれるべくして書かれた、というか、人類の歴史の最初っからじつは存在していたんじゃないか、と思わせる曲だ。90年代前半って新しいバンドやアーティストをこまめにチェックしてて、94年発売のこのシングルもリアルタイムで買っているんだけど、その時は正直、今思うほどには凄い曲だと思わなかった。いや、むしろ、あんまりよくない意味で「古くせえ」タイプのロックンロール・ナンバーだなーって感じたような記憶がある(定かではないけど)。だとしたら、ごめんなさいだよ、まったく。ほんとに凄いです、ソーパーソニック!

さて、けっこう大きなニュース第二弾。7日に発売される『群像』4月号に新作(あたりまえか)短篇が掲載されます。じつは純文学系四大文芸誌におけるぼくのデビュー作でもあるのだ。って、いまさら恥ずかしいんですけどね、この事実は。まあ、そんなことはどうでもいい、とにかく読んでいただけたら嬉しいです。よろしく!