5.06.2010

水面下の炎上、あるいは潜在的な

気がつけば早5月。連休もそろそろ終わり。参っちゃうね。
4月は結局一度しか更新しませんでした。特に理由はないんだけど。

さて、その一度の、つまり前回のエントリーが、水面下で炎上していることを先日知りました! まあ、じっさいはコメント欄がないのでなにも起こりようがないのだけど(ゆえに、ぼくは知らぬが仏状態だったのだけど)、友人に苦言を呈されたのよ。「もし、有名タレントのブログならとっくに炎上してるぞ」って。

ようするに、おれがやったことというのは、ゴミを捨ててはいけない場所に捨てるという社会人としてはあるまじき行為なのであって、にもかかわらず、なんだかんだと屁理屈を並べて自己の行為を正当化し、さらに、執拗に睨むことでその反社会的な行為を糾弾しようとしたヴァイオリニストを逆に貶めようとするのはお門違いだ、間違っている、ということです。もし、ゴミ箱の設置を訴えるなら、ゴミをちゃんと持ち帰った上で、自治体なり鉄道会社なりに直接掛け合いなさい、と。

まあ……そうっすよね。ごもっとも。

でもね(でもね、なんていうと、また叱られると思うけど)、自治体や鉄道会社に掛け合ったって相手になんかしてくれないからね。じっさい、駅員に言ってみたことあるけど、変人を見るような目付きで見られておしまいだったから。つい、過激な行動に走りたくなるんですよ。もちろん、いつもってわけじゃないんだよ。ふとね、やったろ、とか思うわけ。あとさ、くだんのヴァイオリニストの、生徒会長的な……いや、ちがうな……「あんたみたいな人間さえいなくなれば、この世界は住み良い場所になるのよ」的な目付きに耐えられなかったのだ。

一応、弁明しておきますけど、ぼくは絶対にゴミ収集の日を守るし、守ってないやつを見かけたら(話しても通じない系のコワい面相でない限りはwww!)声をかけます。車の窓から吸い殻を捨てるやつを見かけたら拾ってターボエンジンで追いかけたくなるし、山ん中とか湖のほとりとかに空き缶が捨ててあるのを見るとたちまち気分が悪くなります。まあ、時に、というか、稀に、立ち小便くらいはしてしまうけどね。

あーしかし、つまんないなあ、こういうことを、真面目に書くのって。

ま、つまるところ、おれが言いたいのはこういうことです。
街や駅に公共のゴミ箱を! できればちょっとおしゃれなゴミ箱を!
ついでに言うと、政治家のポスターなんかをそのへんにべたべた貼るのもやめてくれ! 交通安全の黄色い旗なんかも! 「ゴミのないきれいな街に」とかいう横断幕も! それこそがゴミだろ。

気分をあらためて、なにか他のことでも書きたいけど、今日はとくに思い浮かばないので……あ、そうだ、一つあったわ。
この間、誕生日だったのね。で、母親にべつの用事があったので電話して、軽い冗談のつもりで「産んでくれてありがとね」って言ったら、やけに感動しててね。涙声にまでなりやがってさ。おいおいとは思ったけど、よくよく考えれば、なるほど誕生日というのは、親から「おめでとう」と言われる日ではなく、親に「ありがとう」を言う日なんじゃねえの、と柄にもなく得心したのです。ほんとに、こんな糞みたいな狂おしき世界に産んでくれてありがとうだぜ!

ちなみに、思わず誇りたくなる同じ誕生日の著名人は、ウラジミール・ナボコフ(1899年)、ロイ・オービソン(1936年)、ディヴィッド・ジェッジ(ウェディング・プレゼント、1960年)、増子直純(怒髪天、1966年)。増子さんは札幌出身ということで、お会いしたことはないけど、勝手に多大な親近感とリスペクトを覚えている。ニューアルバムも買っちゃった。いつか飲んでみたいなあ。だれか繋いでくれないかなあ。増子さんに近しい方がいらっしゃったら、ぜひとも紹介してください。

ではまた。チャオ。