1.08.2016

サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら

初のエッセイ「サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら」が boidマガジンにて連載されています。月に2回の更新が基本。郊外での暮らしについて、人生全般について、小説のこと、音楽のこと、映画のこと、世の中のこと、ようするに何もかもを、つれづれなるままに。iPhoneで撮った写真とともに。ご笑覧ください。
何年かぶりに投稿したついでに、と言ってはナンですが、2015年12月には短篇集『へんてこなこの場所から』が文遊社から刊行されています。よろしくどうぞ。

6.19.2013

どうしてこんなところに

双葉社の文芸WEBマガジン「カラフル」にて連載が続いています。このブログと同じタイトルのクライム・ロード・ノヴェル。ご笑覧ください。

12.08.2012

まだ独り言段階ですが

ブログを再開しようかと。
 続ける自信はないけれど。
これまでのエントリーも復活させたんだけど。
どうしようかな。
つまり、ブログというメディアを少し見直したんだよね。
ツイッターやフェイスブックを経て。
どちらも滅多に書き込まないけれど。
いずれにせよ、相変わらずコメント欄は設けていないけれど。
いやでも、まだ独り言段階。
実験中。
練習中。
リハビリ中。

10.29.2011

めぐる季節

前回が6月12日か。
夏は一度も更新しませんでした。
で、秋ももう後半か(……ぼくの故郷の北海道とかはもう終盤だよね)。
時々このブログを訪れてくれていた方には、ごめんなさい、というほかありません。ごめんなさい。
書かなかった決定的な理由があるわけではなく、ま、ようするに、リズムを外しちゃったんだよね。
しかしこれからは時々更新します!……とは口が裂けても言えません。
むしろ、当分ブログは書かない可能性のほうが高いんじゃないか……気が変わりやすいからわからないけど。
今、この数カ月書かなかったことに決定的な理由はないと言ったばかりだけど、これから当分書かないんじゃいかということにはそれなりの理由はあります。そのへんについてはいずれまた。

なにか目立った動きがあった時は、ウェブサイトのニュースにて、無給秘書Ms.Yがほぼアナウンスしてくれているので、そちらをご覧ください。

あるいは、自分でもツイッターではつぶやくようにはしていますので、ツイッターのアカウントを持っている方はこちらを。
http://twitter.com/#!/SuzumoX

さらに、フェイスブックでも(まあ、そのほとんどはツイッターとの連携だけどね)。こっちには、たまに、猫の写真をアップしたりもするかな。
http://www.facebook.com/suzumo.sakurai

まあ、今日はせっかく久々にログインしたことなので、最近の動きをざっと以下にまとめておきます。

中篇「しらふで生きる方法」を「すばる」(集英社)10月号に。
エッセー「ジュノ・ディアスとの束の間の対面」を「文學界」(文藝春秋)11月号に。
掌編「おれは探偵、あなたは?」を「小説推理」(双葉社)12月号に。

あと、架空の映画の予告編を集めた「第2回予告デミー賞」@新宿ミラノ2(11月19日土曜14:00~)で審査員をやらせていただきます。他の審査員はマイケル・アリアス氏、曽我部恵一氏、石井克人氏、伊藤歩氏。お時間が合えば、ぜひとも。

それでは、みなさん、また会う日まで!……って物言いも変だけど。

What Am I Doing Here?

6.12.2011

English Version Of "Linda"

こんにちは。
雨の季節。わりと好き。

連作短篇集『女たち』に収録されていた「リンダ」の英語ヴァージョンが、あらたにウェブサイトにアップされました。翻訳者はChikako Kobayashiさん。英語が堪能な方や英語を母語とする方はもちろん、日本語で小説を読むのは無理だけど英語でなら、という他の言語圏の方、そしてそんな友人や恋人や配偶者に、ぜひオススメしてください。Justin Jestyによる "Sandra"とあわせて、よろしく。

English versions of "Linda" and "Sandra" which were included in my third book "Women" have been posted to the website. Please read and enjoy them.

ではまた。

5.21.2011

ロングインタビュー。

すみません、すっかり開店休業状態が常態になっています。

夏がやってきましたね。お元気ですか?

最近は、なにかお知らせがあってもツイッターでぼそっとつぶやいて、それで済んだ気になっているんだよね。でも世の中には、ツイッターなんて面倒、とか、うざいぜ、みたいな人もいるわけで(なにを隠そう、おれもその一人)、あんまりよい傾向じゃないなとは我ながら思っております。……あ、でも、ウェブサイトのニュースには、できるだけアップしてもらっているので、(このブログよりもむしろ)そちらを時々チェックしてみてください。……って、なんと無責任な。

少し古いニュースになりますが……

島田雅彦氏の呼びかけで始まった復興書店に、ぼくも末席を汚しつつ参加させていただいています。寄付させてもらったほんの少しの、サイン&メッセージ付き自著はおかげさまですぐに売り切れてしまったんだけど、そこのウェブマガジン“Words & Bonds”に、掌編「2011年3月のわたしたち夫婦は」を寄稿しました。ご一読ください。

それと、これは、今アナウンスするのが初めての最新ニュースです……

「メランコフ」というダウンロード式フリーペーパー(という呼称でいいのかな?)に、ぼくのロングインタビューが掲載されています。インタビュアーと構成とスナップは久山めぐみさん。いつものごとくあんまり上手くは話せていないし、平気で矛盾したりもしてるんですけど(つーか、おれ、ほんとしゃべるのが下手だよな!)、久山さんがそれを補って余りあるコンテンツにまとめてくれました。正直、面映い部分もあるんですけど、こちらもご一読、というか、ご笑覧ください。

今日はそんなところですか。

またね。ごきげんよう。

4.01.2011

無題

東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆さん、とりわけ、最愛の方をなくされた皆さんに、心からのお見舞いを申し上げます。そして、少しでも早く――以前とまったく同じ、とは無論いかないでしょうが――「ふつう」の生活が取り戻せるよう、祈ります。

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ブログからの発信がたいへん遅くなりました。ずうっと川崎市の我が家にいたんだけど、今度ばかりは何を書いていいものやら、発しようとした言葉が端から虚空に飲み込まれていくようで。

今日はひとまず、急ぎの連絡事項だけ。ウェブサイトのニュースにも載せてもらってることだけど。

過去に書いた短篇「アヴェ・マリア」と「おれのユッキー」の二作品(それぞれ「終わりまであとどれくらいだろう」「アレルヤ」(どちらも双葉文庫)に収録)が、このたびオーディオブック(=音声作品)になりました。立ち上がったばかりのサイト「ミミドラ」で、すでに配信が始まっています。オーディオブック、といっても、昔のNHKラジオの朗読(そんなのが今もあるのか知らないけど)とか大型書店の片隅なんかに置いてあるCDブックのようなものではなくて、登場人物ごとに声優さんが振り分けられていて、どっちかというと、ラジオ・ドラマに近いかな(効果音はないけど)。視覚障害者の方はもちろん、入院中等で通常の読書は無理だという方、あるいは、通勤電車の中で音楽を聴くように小説を楽しみたい、車の運転中に小説を楽しみたい、子どもの頃みたいに母親にお話を読んでもらうような感覚で楽しみたい、などなどの方のためにも制作されているようです。ぼくも聴かせてもらったけど……これがねえ、期待以上に(すごく低いところに設定しておいたせいもあるんだが)、楽しめたんだよね。字を読んでいくのとは(つまり、通常の読書とは)、またひと味違う面白さがあった。興味のある方はぜひ。安いしね。一篇210円。

しかも、運営会社(=(株)トレード・ブック・カンパニー)の意向で、当面の間、売上げは全額(なんと!)、被災地への義援金にあてられるとのこと。そんなわけで、ぼくも先日、買いました(もちろん、ぼくのところにはCDRが送付されてきているわけだけど)。コンビニのレジの横の募金箱に210×2=420円を入れたつもりで。

まったく上手く書けてないと思うんだけど、今日は許して。
ではまた。

3.09.2011

星野有樹くんの写真展@百年(*前置き長し)

 ……すっかり開店休業状態。なんと言っていいものやら。時々チェックしてくれてるみなさん(……もいますよね?)、申し訳ないです。いや、この間も友人に、だったら閉店しなさいよ、と言われたんですけど、まだまだ閉店はしません。虫の息でも生き長らえさせます。って、なにをムキになっているのか俺。一度始めたことはとことんまで。ってそれも違うよな。でも、ブログを書きあぐねるってなんか今っぽくないですか? なんでも好きなように書けるはずなんだけどどうにも気が進まないってのが? そんなことない? いや、べつに今っぽくありたいなんて思ってないんですけども。じつは、ツイッターもフェイスブックもアカウント持ってんだよね、ぜんぜん書いてないけど/書く気もあんまりないんだけど/たまに書く気になっても書きあぐねるんだけど/つーか、めったにログインしないんだけど。でも、もうや~めた、登録抹消!って気にはいまいちならない。なんなんですかね、この中途半端さは。そういえば、走るのも“ハーフ”マラソン限定だしな。住んでるのも川崎市だしな。タバコも吸ったり止めたりだしな。関係ないかもしれないけど、おれ、(巨)大都市ってそれほど好きじゃないんだよね(嫌いじゃないけど)。でも、(片)田舎もとくに好きじゃないんだよね(嫌いじゃないけど)。もう少し具体的に言うと、旅行に行くとするじゃん。まあ、例えば……そうだな、もうずいぶん長いこと行ってないけど、イギリスに。で、ロンドンに行ってもそれほど高揚しないんだよね。かといってハワースみたいな田舎に行ってもなーんか醒めてるの。で、いちばん気分が上がるのは、じっさいに上がったのは、ウルヴァーハンプトンとかシェフィールドとかマンチェスターとか、ようするに、賑々しくはないけど静かでもない、洗練されてるわけじゃないけど素朴でもない、色でいうと鶯色とか駱駝色みたいな……って意味不明か……まあ、とにかく、そんなような、中都市なんだよね。……そういえば、アメリカ映画でもニューヨークとかロスが舞台のやつよりも中途半端な街もしくは場所が舞台になってるやつが好きかも。「ファーゴ」とか「バッファロー’66」とか「レスラー」とか。アメリカ映画じゃないけど「死ぬまでにしたい10のこと」の舞台(バンクーバー?)の描き方は凄く好きだったな。でまあ、そういう俺の性向と、ブログやツイッターをやってはいるけどあんまり熱心じゃないってことは……関係……ない? ないかな。ないか。いや、俺ん中ではけっこう繋がってるつもりなんだけど……というかしかし、長々と、なにを書いているのだ俺は……。

気分を新たに、ニュースを。『冬の旅』のカヴァー……に限らず、すべての写真を撮ってくれた星野有樹くんの写真展が、吉祥寺のセレクトブックショップ「百年」で開催されています。じつは今回、『冬の旅』のために、すべて撮り下ろしてくれたんです。最終的に使わせてもらったのは、カヴァー、本体、化粧扉、著者近影の4枚なんだけど、他にも素晴らしい写真がたくさんあったのね、選ぶのが、つまり別のを見送るのがほんと惜しかった。それらの多くが展示されています。吉祥寺近辺の方、近辺じゃないけどお時間がある方、近辺じゃないし時間もないけどあの写真に引かれた方、ぜひ足を運んでみてください。もちろん、『冬の旅』も販売されています。

ではまたいつか。

1.31.2011

スペシャルな夜は午前6時まで続いた

先日(←28日のこと)は、たくさんの方にお集りいただきまして、たいへん光栄に思います。おれの挨拶は試合直後のサッカー選手並みに、いやいや、もっとひどいな、比較対象が浮かばないほどに、めちゃめちゃでした(苦笑)が、すごくいい雰囲気のパーティだね、と複数の人に言っていただいたし、中原くんも駆けつけてくれたし、曽我部くんは弾き語りで歌ってくれた(聞き逃した人は残念〜!)し、ほんと嬉しい。みなさん、ありがとうございました。
もちろん、グッド・ミュージックで宴を盛り上げてくれた、SamとFuzzdaddyもありがとう。

あ、そうそう、
「鈴茂さん、DJしないの?」などと言いつつ、終電の時間に帰っていかれた人々に、おれも「うん、今日はもう酔っ払って面倒になってしまって〜」などと答えていたんだけど、じつはあの後、1時くらいになってからちょっと回復して、DJ(っぽいことを)やったんだよ。……柄にもなく、わりとAOR。あの日はなぜか朝からそういう気分で、そういうレコードを持っていっていたので。ほとんど唯一、反応してくれたのが、神山さんという、うれしいようなさみしいような。途中、仲俣さんに軌道修正を迫られて、Clashをかけたり……って、何の話をしているのだ、おれは。いや、こういう、音楽の話がいちばん楽しくてね。

尻切れだけど、今日はこのへんで。
また、来月。

1.28.2011

愛と笑いの夜 Vol.2

 エントリーするタイミングをすっかり失してしまって、いささかきまり悪いんですけど、『冬の旅』(河出書房新社)がとっくに発売されています。みなさん、もう手に取っていただけましたか? ジャケ、カッコいいでしょ? 

 今回は巻末に、いわゆる「スペシャル・サンクス」が記されていません。なので、それをここで。敬称略にて。

Special Thanks to :
平田陽子 / 平田健太郎 / 石村明也 / 仲俣暁生 / 神山修一 / 清水陽介 / 大城武 / 山口和人 / 曽我部恵一 / 中原昌也 / 石川忠司 / 星野有樹 / 河村康輔 / 尾形龍太郎 / 両親、家族 / 妻 / ほか、物理的あるいは精神的にサポートしてくれた方々

ありがとうございました。

で、急すぎる誘いであれなんですけど、明晩(というか、日付的には今晩か、まじ急すぎ)=28日夜に、下北沢CityCountryCityにて、“The Night Of Love And Laughter”=「愛と笑いの夜」Vol.2を、『冬の旅』刊行記念スペシャル・ヴァージョンで、やらせてもらいます! ……どのくらいスペシャルになるかはぼくもわかりません。あんまりスペシャルにならなかったらごめんなさいね。万が一、逆の方向でスペシャルになっても責任は取れません。まあ、金曜の夜なのにヒマだったんだよなあ、とか、グッドミュージックに囲まれて飲みたい気分さ、とかだったら、ぜひ遊びにきてください。グッドミュージックを提供するDJは、Samuel Faction (From UK)、Fazzdaddy (CCC 店長)、Suzumo Sakurai (俺のことだと思う)。ひょっとしたら、あっと驚くゲストが登場してくれるかも。もちろん『冬の旅』も販売します(というか、担当編集者が販売してくれます)。この晩のために制作した(いや、まじで)『冬の旅』のオリジナル・サウンドトラックCD-R『Wintertime Voyage』も販売します(いま、せっせとスリーブを印刷して、カッターで切ってるところ!)。

あらかじめ断わっておくと、おれは酔っ払います。あんまり酔っ払いたくないとは思っているけど、こんな時に酔えないんだったら……(って、どこかで書いたな)。つーか、飲まずにはやってられない!(これもどこかで書いたな)……今から翌日の二日酔いが怖いぜ。まあ、それもまた……。いや、どうかなあ……。いい加減、学んだほうが……。

シーユー!

1.07.2011

2011近所の旅

謹賀新年2011。相変わらず気まぐれな更新になると思うんですけど今年もよろしくお願いいたします。

しかし、「2011」というのは、書きにくい……いや、書いた時にアンバランスになりやすい……つまり、見た目のあまりよろしくない数字の並びじゃないですか? まあ、だからといって不吉だとか、そんなことはぜんぜん思わないけど。

年末年始はアレキサンドリアに行ってまして……とか言ってみたいんだけどね、じっさいは家から半径たぶん15キロ以内に留まっておりました。走って、飲んで、レコード聴いて、読書して、猫と遊んで、掃除して、紅白をちょっとだけ観て、初詣に行って、走って、DVDを観て、カルタをやって、モノポリーもやって、CD聴いて、(家で)踊って、飲んで、猫と遊んで、走って、映画館に行きそびれて、VHSを観て、読書して、飲んで、レコード聴いて、(家で)踊って……そんなかんじ。

えーと、報告が遅れちゃいましたが、本日=6日発売の文芸誌「すばる」2月号に、最新の中篇小説「サンクチュアリ」が掲載されています。(昨今、流行?の言い方だと、「掲載させていただいております」になるのかしら?「載せていただいて」?……あんまり好きじゃないんだよね、こういうバカ丁寧さが。なんか、慇懃無礼な感じがして。まあ、それはともかく)読んでいただけるとうれしいな。最新……というのは、執筆した順序で言えば、今度出る単行本=『冬の旅』よりも新しいのです。ぜひとも〜。

今日はあっさりとこのへんで。なにしろ……

アレキサンドリアにて。

12.17.2010

一日に二回更新するなんて

あり得ないんですけど普通は。今、何の気なしにアマゾンをさまよっていたら、新刊の予約がすでに始まってるじゃないですか。なんか高揚。だからもう少し書いちゃおうっと。帯の推薦文を次の御三方から頂戴しました。文芸評論家の石川忠司氏! 肩書不要の中原昌也氏! そして、曽我部恵一氏! 豪華でしょ! ジャケ(だけじゃなく、すべて)の写真は星野有樹氏、アートワークは河村康輔氏。はっきり言っていい? まじにカッコいいのね。ジャケ買いして欲しいのね。衝動買いして欲しいのね。恋人や友人や親や子どもや親戚や隣人や他人にもプレゼントして欲しいのね。よろしくお願いいたします。

スウィート・アンド・セクシー・ストーリー by 俺

とっくに本格な冬がすでに来ています、ご無音お許しを。

書きたいと思うことがある時はささっと書く時間さえないほどに忙しく、のんびりじっくり書ける時間がある時はてんで書きたいと思うことがない、のね。不思議なことに。本日は後者。べつになあ。とくになあ。いやまあ、あるにはあるんだけどなあ。あのこと書くにはいささか労を要するしなあ。あのこと書くと独り善がりの自慢になるかもしれねえしなあ。あのこと書くときっと阿呆どもが騒ぐしなあ。……みたいな。

えっと、忙しい合間にも息抜き(いや、マジで!)に、レコードを掘ってるんだけど、この間、新入荷のコーナーでEAGLESの『呪われた夜』(日本盤・帯付き・特殊ジャケット)に出くわして。あ、べつにぜんぜん珍しいレコードじゃないよ、こういうことに詳しくない人のために念のため言っておくと。三店くらいまわれば一枚は見つけられるってかんじのありふれたレコードなんだけど、たまたま目に留まって掘る手も止まったの。そういえば、おれのロック(もちろん洋ものの)原体験というか初体験っていうのは、ビートルズでもなくピストルズでもなくパステルズ(←そんな奴いるのか)でももちろんなく、じつはイーグルスの『ホテル・カルフォルニア』で、次がこれだったよなあ、なんて感慨にふけりつつ。かつてクソ田舎のカッペ中学生のぼくが、ぼくよりはカッペじゃなかったクラスメイトのTくんに(正確には、その姿を見たことのないTくんのお姉ちゃんから勝手に)借りた『呪われた夜』とはジャケがちがうんだけど、この凹凸のある特殊ジャケットのサーモンピンクの帯には白抜きで「スウィート・アンド・セクシー・ソングス・フロム・L.A.」というキャッチコピーがあって、ジャケットの不気味さかつ不穏さとセットになって、なんだかぐっときちゃったんだよね。「スウィート・アンド・セクシー」だよ。なにしろ70年代だよ。このコピーをつけた人と、おれ、仲良くなれそうな気がするんだけど。で、じつは、そのときは他にも欲しいのがありすぎて買わなかったんだけど、後日、別の店で、帯なしのを見つけて580円で購入して、さっき、そうだな、短めに見積もっても約27年ぶりに、針を落とした。予想どおりではあるが、ぐっときた。ほんとに、スウィート・アンド・セクシー・ソングス・フロム・L.A.(イン・70年代)だった。素晴らしい。次DJする時は絶対にかけるぞ。たぶん26日に下北沢CCCで。

↑前置きのつもりが、ほとんどメインになってしまったので、以下がオマケみたいだけどほんとはメインです。えー、前回のエントリーで勿体ぶらせていただきましたが、ついに新刊が、年が明けて、1月中旬ごろに発売されます! スウィート・アンド・セクシーかどうかはともかく、タイトルは『冬の旅 Wintertime Voyage』。河出書房新社から。よく考えたら、長篇(というほどに長くはないけど、中篇というほどには短くない)は、『終わりまで〜』以来だから、え? 6年ぶりになるの? まじで? そうか、おおよそそういうことになるのか。おれはエアロスミスかっての(あ?もっとひどい?)。みなさま、本当にお待たせしました(待っていてくれたみなさん、ありがとう)。ぜひともお読みください。
詳細はまたあらためて。ひとまず報告。
ではまた。

11.10.2010

女は声だぜ

ではまた来週、などと書いておきながら、何週か経ちましたね。まあ、経つと思ってたけどね。いつのまにか秋が深まって、冬の気配さえ感じられるようになりました。

目下、ぼくはゲラ直しとか改稿とかの真っ最中。……ということは、もう少しで、新作が日の目を見る!ってことなんだけど、詳細はまだ秘密。いや、秘密ってこともないんだけどさ、いろんな詳細が決まってからのほうがいいと思って。まあ、そんなにいつでもできる態度じゃないので、ここはひとつ(肩肘張って!)勿体ぶらせてもらいますよ。

最近、仕事のかたわら、よく聴いているのは、レイチェル・ヤマガタとジミ・ヘンドリックスとジョン・フルシアンテ。どれも古いやつだけどね。あと、ここしばらくはアナログレコードばかり買ってたんだけど、この間レコファンでかかっていたキングス・オブ・レオンの新作CDを衝動買い。歌声にもっていかれたというか。まあ、何度も聴いてるとそんなにたいした声じゃねえな、とも思えてくるんだけど。そういえば、このあいだCCCスタッフの省吾くんと、女の声の話で盛り上がったな。やっぱ女は声だよな〜声、って。女の声、つーのは、女性シンガーのヴォイス、ってことよ、誤解なきよう。考えなくてもすぐに挙げられる、ぼくの好きな女性シンガーの声は、シンニード・オコナー、アンジー・ハート(Frente)、ジェーン・シベリー、マッシヴ・アタックで歌ってる時のエリザベス・フレイザー。往年のメガヒット曲“THANK U”を歌ってる時のアラニス・モリセットの声も好きかも。でも、そのとき、省吾くんとも話したんだけど、海外の女性シンガーって(といっても、おれが知ってるのはほとんど英語圏のシンガーだけど)、たいてい素敵な声してるよね。あんまり、この声はダメだ〜ってのには出会わない。男はけっこうダメなのがいるけど。でも、男は必ずしも声じゃねえんだよなあ、女は声だぜっていうほどには。これがどういうことなのかはちゃんと考えていない。永久に考えないかもしれない。

……って、エントリーを更新したいがために、どうでもいいようなことを書いたかもしれないですね。いや、どうでもいいこととは思わないけど、書き方がいいかげんというか。うん、そう、問題は書き方なんだよね。

ではまた、来週……じゃなくて、近々。本格的な冬が来る前に。

10.19.2010

In The City

 ツイッターに慣れてきたせいか(…っていうのは大ウソで、ほとんど係わっていないんだけど)、トップページに同じエントリーが残っていることが以前よりもはるかに気にかかります。こうして世界のスピードはどんどん加速するんでしょうか。加速して軽くなる。あるいは、質より量。…なんて言ってしまうと、あまりにも陳腐だけどね。ともあれ、今朝は、隣家のなかなか鳴り止まない目覚ましアラームによって(苦笑、つーか、大迷惑!)、わりと早起きしたんで、更新します。

えっと、サイトのほうでも告知してもらいましたけど、近々ビームス(BEAMS)から創刊される文芸カルチャー誌「In The City」に、短篇を寄稿しました。タイトルは「新しい家族のかたち」。ちょっとこれまでにないかんじの(あ、ぼくの小説には、ということです)タイトルでしょ。まだ見本誌が到着してないんで、詳細はわからないのだけど、ほかに、片岡義男さんの写真と詩、星野智幸さんや阿部和重さんや川崎大助さんの短篇小説、中原昌也さんのコラム等が掲載されているようです。BEAMS発行ということもあって、既存の文芸誌とは違った作りになっているはず。文芸誌なんて~、と普段は思っている方も、ぜひとも手にとってみてください。新しい発見があるかもよ。25日ごろから、ビームス各店舗とオンラインショップ、zozotown、それから書店は、青山ブックセンターやブックファーストやTSUTAYA等の主要店舗に置かれるとのこと。……リンクを張ろうと思ったけど、まだアップされていないようなので、ひとまず、ぼくの口から。……ぼくの口からっていう言い方も、変なんですけど。たしか9月のはじめごろの「ブルータス」誌でも、紹介されていたので、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが。

今朝は以上です。また(たぶん)来週。

10.09.2010

かばんに入ったままのレコード

 もう、一週間以上前の話になってしまいますけど、“The Night Of Love and Laughter”に来ていただいた皆さん、ありがとうございます。楽しんでいただけましたか? ぼくは楽しかったです。準定期的なイヴェントにしようか、とFAZZDADDYやサムと話してるんで、きっと2回目をやります。たぶん、冬になったら。

じつは、一週間以上経ったのに、まだレコードを片付けてないのね(怠惰なおれ)。なので……というより、むしろ、個人的な覚書として、もっともすでに記憶は定かではないのだけど、プレイリストを記しておきます。 

00. Artist / Title (The Original or Something)
01. Björk Guðmundsdóttir & trió Guðmundar Ingólfssonar / Gling Gló
02. Department Of Eagles / No One Does It LIke You
03. Sokabe Keiichi / Gymnopedie (Eric Satie)
04. The Roots / Section
05. Lusious Jackson / Radiating
06. D.N.A. featuring Suzanne Vega / Tom's Diner
07. Saint Etienne / KIss and Make Up
08. Morrissey / The Loop
(Interval)
09. The Raincoats / Lola (The Kinks)
10. Tom Waits / Ol' '55
11. Big Audio Dynamite / What About Love
12. Beth Orton / Someone's Daughter
13. Eddie Brickell & New Bohemians / Little misses (?)
14. Richard Davis / Cantina
15. The Trash Can Sinatras / Twisted & Bent
16. Baby Bird / Candy Girl
17. Blur / To The End
18. Kaori Kawamura / Zoo

前半はまあ、おおよそ合ってると思うんだけど、後半は酔っ払っていてかなりあやしい。ブラーなんてかけなかったような気もするし、絶対かけるぞと意気込んでもっていったフォールとマルコム・マクラーレンはどうしたんだ? って、瑣末なことだね。さあ、仕事仕事。チャオ。

9.27.2010

愛と笑いの夜

一気に涼しく、というより肌寒くなりましたね。
しかも、天気の悪い日が多い。が、ぼくは、悪い天気こそが好きなので、わりと快調です。いや、まじで、晴天の日は週に三回くらいでじゅうぶんなのよ、ぼくは(……というのも、洗濯物は乾燥機ではなく、お天道様の下で乾かせたいのでね)。この度の、長い猛暑の日々も、iPhoneの世界の天気に登録してある、レイキャビクとかエジンバラとかストックホルムとかの、涼しいというよりもたぶん肌寒く、いわゆる悪い天気の有様と週間予報をチェックしては、憧憬の念を高まらせておりました。まあ、じっさいにそういうとこに長く住んだら、うんざりするのかもしれないけどね……うーん、でも、おれ、19までは札幌(近郊)だからなあ、冬の間はめったに晴れないような土地で育ったからなあ、けっこういけるんじゃないかと。


さて、急といえば急ですが、今週の金曜日(10月1日)、久々に、下北沢 CItyCountryCityで、DJをやります……いいえ、「DJ」なんて言葉を使うのは甚だおこがましい。BGMの選曲担当? ま、いつものごとく、ラウンジ形態なので、余裕でおしゃべりできます。もちろん、腰を振ったりステップを踏んだり、当日初めて会った女の人や男の人と踊るのも大歓迎。パートナーは、CCC店長のFuzzdaddy、そして、本人いわく「天気のクソ悪い」イングランドにうんざりして、東アジアに渡ってきた(香港に十数年、去年から東京に)サムことSamuel Faction。あ、そうだ、パーティのタイトルは「The Night Of Love and Laughter」。「A Night」か「The Night」で、ずいぶん迷って、結局後者に。理由は……サムに訊いて。ま、いずれにせよ、ぼくらはいくつになっても、愛と笑いの夜を希求して、性懲りもなくシャバをさまよっているってことです。でしょ?

9時スタート。真夜中まで。ぜひとも遊びに来てください。

9.21.2010

暑かった夏も過ぎ去り……

ようやく涼しくなってきましたね。みなさま、たいへんご無沙汰しておりました。いろんな方に、どうしたの?とお声をかけていただいたり、メールをいただいたりしました。ご心配をおかけしてすみません。が、更新しなかったことに特に深刻な理由はないのです。

とはいえ、このたび、これまでのエントリーをいったん抹消しました。こっちの理由はまあ、いろいろとあるんですが、逐一述べるのも、ダルいので。もちろん、バックアップは産休を終えたY嬢に取ってもらっているので、いつの日か、SS全集(Penguin Classics)が出る際には、第9巻〈随筆、その他〉に収録させていただこうかとw。
今後は当分、主に、お知らせ欄として、このスペースを使いたいと思っています。……などと言いつつ、いろいろと書いてしまうかもしれませんが。うひうひ。

ひとつ、よろしくお願いいたします。

5.06.2010

水面下の炎上、あるいは潜在的な

気がつけば早5月。連休もそろそろ終わり。参っちゃうね。
4月は結局一度しか更新しませんでした。特に理由はないんだけど。

さて、その一度の、つまり前回のエントリーが、水面下で炎上していることを先日知りました! まあ、じっさいはコメント欄がないのでなにも起こりようがないのだけど(ゆえに、ぼくは知らぬが仏状態だったのだけど)、友人に苦言を呈されたのよ。「もし、有名タレントのブログならとっくに炎上してるぞ」って。

ようするに、おれがやったことというのは、ゴミを捨ててはいけない場所に捨てるという社会人としてはあるまじき行為なのであって、にもかかわらず、なんだかんだと屁理屈を並べて自己の行為を正当化し、さらに、執拗に睨むことでその反社会的な行為を糾弾しようとしたヴァイオリニストを逆に貶めようとするのはお門違いだ、間違っている、ということです。もし、ゴミ箱の設置を訴えるなら、ゴミをちゃんと持ち帰った上で、自治体なり鉄道会社なりに直接掛け合いなさい、と。

まあ……そうっすよね。ごもっとも。

でもね(でもね、なんていうと、また叱られると思うけど)、自治体や鉄道会社に掛け合ったって相手になんかしてくれないからね。じっさい、駅員に言ってみたことあるけど、変人を見るような目付きで見られておしまいだったから。つい、過激な行動に走りたくなるんですよ。もちろん、いつもってわけじゃないんだよ。ふとね、やったろ、とか思うわけ。あとさ、くだんのヴァイオリニストの、生徒会長的な……いや、ちがうな……「あんたみたいな人間さえいなくなれば、この世界は住み良い場所になるのよ」的な目付きに耐えられなかったのだ。

一応、弁明しておきますけど、ぼくは絶対にゴミ収集の日を守るし、守ってないやつを見かけたら(話しても通じない系のコワい面相でない限りはwww!)声をかけます。車の窓から吸い殻を捨てるやつを見かけたら拾ってターボエンジンで追いかけたくなるし、山ん中とか湖のほとりとかに空き缶が捨ててあるのを見るとたちまち気分が悪くなります。まあ、時に、というか、稀に、立ち小便くらいはしてしまうけどね。

あーしかし、つまんないなあ、こういうことを、真面目に書くのって。

ま、つまるところ、おれが言いたいのはこういうことです。
街や駅に公共のゴミ箱を! できればちょっとおしゃれなゴミ箱を!
ついでに言うと、政治家のポスターなんかをそのへんにべたべた貼るのもやめてくれ! 交通安全の黄色い旗なんかも! 「ゴミのないきれいな街に」とかいう横断幕も! それこそがゴミだろ。

気分をあらためて、なにか他のことでも書きたいけど、今日はとくに思い浮かばないので……あ、そうだ、一つあったわ。
この間、誕生日だったのね。で、母親にべつの用事があったので電話して、軽い冗談のつもりで「産んでくれてありがとね」って言ったら、やけに感動しててね。涙声にまでなりやがってさ。おいおいとは思ったけど、よくよく考えれば、なるほど誕生日というのは、親から「おめでとう」と言われる日ではなく、親に「ありがとう」を言う日なんじゃねえの、と柄にもなく得心したのです。ほんとに、こんな糞みたいな狂おしき世界に産んでくれてありがとうだぜ!

ちなみに、思わず誇りたくなる同じ誕生日の著名人は、ウラジミール・ナボコフ(1899年)、ロイ・オービソン(1936年)、ディヴィッド・ジェッジ(ウェディング・プレゼント、1960年)、増子直純(怒髪天、1966年)。増子さんは札幌出身ということで、お会いしたことはないけど、勝手に多大な親近感とリスペクトを覚えている。ニューアルバムも買っちゃった。いつか飲んでみたいなあ。だれか繋いでくれないかなあ。増子さんに近しい方がいらっしゃったら、ぜひとも紹介してください。

ではまた。チャオ。

4.09.2010

ゴミを携えたままのデートじゃ話も弾まないぜ

花冷えのする日が続いたけど、今日は春らしい陽気。ウキウキ。……いや、それはちょっと嘘。

このあいだ、電車の中で、ミスタードーナツの紙袋をくしゃっと丸めて座席の下に捨て置いたら、向かいに坐っていた推定年齢38歳7か月のヴァイオリンケースを抱えた女性に物凄い形相で睨まれた。知らんぶりして読書を続け、5分くらい経ってから再び目をあげたら、女性はまだ睨んでいた。怖かったなあ。

そりゃまあたしかに、ゴミを車内に捨てたんですけどね、ぼくにもちゃんと考えがあるのであって。

何年か前から駅にゴミ箱がないじゃん。公園とかのゴミ箱も撤去されたじゃん。日本全国すべての駅や公園がそうなのかは知らないけど、ぼくが普段使う沿線や公園にゴミ箱はない。表向きは「テロ対策」とかで。他に理由はあるのかな? それも知らないんだけど、ともあれ、このことにぼくは猛烈に腹が立っているのですよ。ちなみに、もっともテロが懸念されるはずの、あるいはもっともテロ阻止に躍起になってるはずのアメリカ合衆国には、ぜんぶは知りようがないけど少なくともぼくが二年前に行ったシカゴやクリーブランドやニューヨークには、ちゃんと公共のゴミ箱がありました。去年行ったパリにもこれまで同様にあったし、五年ほど前に行ったポルトガルにもありました。この「テロ対策」ってホントですか? ゴミ箱をなくすことがホントに「テロ対策」になってるんですか? ただ、ゴミ清掃に係わる人件費を削りたいだけなんじゃないの?とぼくは睨んでるんだけど。これは逆にいうとゴミ清掃に係わる人たちの雇用が奪われてるってことですよ。つーか、そもそも、超不便なんですけど。「ゴミは各自持ち帰りましょう」っていう看板を公園とかで見かけるたびに憤怒で視界が狭まります。例えば、公園にピクニックに行ってブランチだかランチだかを食べて、またすぐに家に帰る時はまあいいけど、その後でどこかに出かける時は、ずうっと紙くずやら食べ残しやらを携えていなくちゃいけないわけ。あるいは、駅のホームで鼻水をかんでも捨てるところがないから、鼻水で湿気ったくしゃくしゃのティッシュをズボンのポケットにつっこんだまんまで重大な打ち合わせとかをしなくちゃいけないわけ。あと、以前コンビニで働いてたからよくわかるんだけど、街に公共のゴミ箱がないから、みんなコンビニのゴミ箱に捨てていくのね、コンビニとはまるで関係のないゴミを。あれ、従業員にとっては余計な仕事が増えてすごく大変なんだからな! しかも、お店のゴミってのはたいてい業者に頼んでいるから捨てるのもいちいち有料なんだからな!(そういうのが結局スタッフの時給に響いてくるんだぞ!) まあ、ともかくね、ぼくは、明らかに利便性の高いはずの公共のゴミ箱を設置しないっていう政府や自治体や鉄道会社の方針に(しつこいけど)怒ってるんです。こういうところにこそ税金を使えよ。あるいはカスタマーサービスってのはこういうことこそを言うんじゃないのか? そんなわけで、一種の抗議行動として、ぼくはあえて街中にゴミをまき散らしてるのですよ。どうだ!へへん! ……って、まあ、威張れることじゃないのは重々承知してるけど、ぼくを延々と睨みつけていたヴァイオリニストにはそのへんのことをわかってほしい。あんたが抱えてる小さなモラルのこともわからないではないけどね、こっちはもっとでっかい倫理を背負い込んで、今にも潰れそうなんだぞ。

まあ、ゴミのことに限らずさ、せこいモラルを抱えた奴らばっかりで、嫌になっちまうぜ。せこいモラルってのは世の中を窮屈にするだけなんだよ。

ここで終えると雰囲気悪いかもしれないので(笑……つーか、口調のわりには、本日の桜井はなかなかに上機嫌です)、最近読んで感動した本を一冊紹介しておこっと。

今さらなんですけど、デニス・ルヘイン著「ミスティック・リバー」。クリント・イーストウッド監督、ショーン・ペン主演によって映画化されているので、ご存知の方も多いかと思いますが。映画も良かったけど、小説はもっと凄かった。映画では描き切れていない細部が小説では丹念に描かれていて、しかも、それは映画がそれとなく示唆していたことであったりして、読み終わった後はすでに観た映画をもっと評価できるようになる、という素晴らしい循環。

ではまた。